宿る青さ

harikona2008-12-03

残業の何が嫌って
(まあ、全体的に
嫌ですけど・苦笑)
帰る頃には
CDショップが閉まってるってこと。
発売日、
世に出てるのに、手元にない。
オーノー。
聞きたい。
今聞きたい・・・。
と、なると、アップルに貢いじゃう訳ですよ。
i-Tunes様々ですよ。
ぽちっとダウンロード。
世の中便利になりましたねえ(苦笑)
当然CDも買うので、
冷静に考えると二枚買ってるってことになるんですが(笑)
我慢できないダメな子です・・・。


消費率を上げたいのなら、
20代後半から30代の、独身会社員限定で
地域振興券(懐かしい・・・)的なものを
与えたらいいと思う。
多分考えなしに、2、3万足して、
いいスピーカーとか、ブルーレイとか、ちょっとしたギターとか
PSPとか、北斗の拳のDVD−BOXとか買うと思う(笑)
あたしはそうする(苦笑)


People in the box
「Bird Hotel

Bird Hotel

Bird Hotel

キましたねえ、これは。
急に雑誌等媒体に取り上げられる数が多くなったのには、
こうやって理由がある。
益々奴らの世界が、より深く、渦を巻いて混沌を作り出している。
今までのような、華奢で、あやうい、白く濁った透明さはそのままに、
目を見開いて、すべてを見つめているかのような、硬質な青さと、
しんと、細く、だが決して折れないであろう、水晶の柱が、見える。
そうね、
ここにきて、覚悟が決まった感じがします。
あせりと覚束なさから来る、前のめり感が、ない。


大吾くんは、どんなドラマーにあこがれて、タイコ叩いてるのかなあ。
まったく感じたことのない、間、で来るんだよねえ。
それが、相当かっこいい。
まあ、変拍子だらけで、もう何が何やらですが(苦笑)
福井くん。
守りも攻めも、両方できる、しっかりしたラインで来ますね。
彼のコーラスも含め、かなり好きです。
走らず、モタらず、腰の据わった低音、鳴ってます。
たいへんよい、橋渡しができるべーシストだと思います。
波多野と大吾の間は、さぞかしたいへんであろう・・・(苦笑)


波多野・・・・どこまで闇が深いのだ、こいつは。
油断すると、あっという間に、波多野の目が見ている世界に、
飲み込まれてしまう。
それがすべて、ではない。
使っている言葉に、飲まれてはいけない。
その向こうに言わんとしている、同じく感じているハズの、
当たり前のような顔している、世界の歪と矛盾が、見えてくるはずだ。
そこを、見届けなければ。
だが、任せてしまうのが、こんなに心地いいのは、何故だろう。
其れは多分、歌っている彼に、
迷いがないからなのではないか。
世界観は、常に綱渡りのあやうさを孕んではいるが、
そのことをうたにすることに、気負いや恐れが、感じられなくなった。
うん。
よいと思います。
この変化は、とてもよい。


あとはライブだねー(苦笑)
スキルは、まったく問題ないと思うのです。
あのうたを歌いながら、あんなギターが弾ける波多野は、
やっぱりどうかしてると思うし(笑)
大吾×福井のリズム隊は、相当ガツンとくるしね。
ただ。
この世界観を、客を巻き込むだけの青さと透明さと、黒さと深さが、
なかなかねえ。
振り幅の大きさが、求められますです。
正直、10月のワンマン@大阪がねえ、
もっとイケるはずなのに、・・・・という、微妙な消化不良で・・・・。
客が、どうしたらよいのか、とまどってしまっていて。(あたし込みで)
音は、客をノせることで、昇華しようとしているのだが、
歌詞が・・・・。
体で納得する類いのものではないから・・・・。
受ける側も、たくさんの受け方があるだけに、
・・・難しいもんがありますのう。
まあ、一体感を求めたいような、匂いは、波多野からは出てはいないので(苦笑)
それぞれが、その目線の先に見える世界を、
思い描くというような、個対個、な、ライブで良いとはおもうのですが。
それを、受けても、尊重しないと、
成立しなくなる。
面倒な言い回ししかしませんが、
好きだからこそ、互いを尊重することは、とても必要。


好きにも、自覚と客観性は必要だと思う。



ああ、来年のワンマン。
かなり見たい。
レントゲンを、体で感じたい。
仙台初日・・・いけるかな・・・。