ライブ音源

harikona2008-03-19

温度とにおい。
湿度と感覚。
感じられなくなったら、
生物として、駄目だと、
個人的に思っている。
木々や草花の息づいている力。
大分強くなってきましたね。
太陽との距離が近くなって、
熱を帯びた光線が、
地表に届きやすくなっている。




「Philharmonic or die」を
延々と聞いている。
いやあ、実に素晴らしい。
という言葉すら、
この作品に詰まっている
喜びに満ち溢れた表情には、全然届かないくらい。
聞いてると、何回も、うわああって来る瞬間があって、
街中歩いてるのに、涙でそうになる。
これだけの数の音と人が、ただただ、いいものを、という想いだけで、
完全に調和しているっていうことに、
胸が熱くなる。
音楽って、すげえ。
人間の表現欲求って、独りよがりにならず、
他者と交わることによって、ここまで昇華できるもんなんだ。

Philharmonic or die

Philharmonic or die

ブレーメン」聞いてると、
後藤ひろひとこと大王が作った「人間風車」という芝居を思い出します。
あの時のべっこさんの涙、今だに映像として記憶してます。
人間風車 2000年版 [DVD]

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i-Turnsで,先日東京のApple Store行われた,
bonobosのアコースティックライブの音源が配信開始になりました!!
おお!粋なことするじゃないですか!!
こういう柔軟な感覚って,面白いものが生まれる秘訣なんだよなー。
すごいなー、Apple
さすがやー。
早速ダウンロードして聞いた。
いやあああ。
辻くんのカホーンが柔らかくてよいですねええ。
「THANK YOU〜」はいつもとても力強く響く曲なんですけど,
こういう穏やかなのも素敵。
蔡くんの歌い方も,ぶわーって出すっていうより,
語り聞かせるような感じで,すぐ目の前で歌ってくれてるみたい。
そうかと思えば、
逆に、「ファンタスキッス」は、
こんなにも、芯の強い、心地よい曲なのかと、驚くほどに鮮明に、
・・・・そう、しゃっきりしている、主張の強い曲なんだと、
今更ながら、気づく。
昨年の名古屋ワンマンでのバンドスタイルより、
なぜか、蔡くん個人の気持ちが、ダイレクトに伝わったような気がしたよ。
自分と相手を心底大切にするならば、
他者にケンカ売ってるような暇は、ねえもんな。
たった4曲だけれど、ほんとにすばらしくて。
じん、ときて、涙顔なのに、わきゃわきゃしてしまった(笑)
蔡くんって、なんでもねえよ?って顔してるのに、
ボーカリストとして、「うた」うことに、
命かけてるんだって、
伝えることに体全部をかけてるんだってこと、
ライブを体験すると、本当にそれが、
ズンっと、体いっぱいに、心地よい重力となって伝わってくるんだよねえ。
この方は、
どれだけの重たいものを背負った上で、
こんなにも、美しい言葉とメロディーを、語ることができているんだろう。


蔡くんは、人として、とてもデカイんだと、思う。
まあ、近くにいる訳じゃないからね、どこまでどうとは、言い切れませんけど。
これらの詞を、間違いなく真っ直ぐ届けられる歌い手は、
そうそういないもん。


ああ。
益々ワンマンツアーが楽しみになってきましたー。
めいっぱい浸ってこようっと。

Pastrama-best of bonobos-(初回生産盤)(DVD付)

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ライブの予習的な気分で、久しぶりに
1月の「TEENAGERのすべて」の映像を見る。
この一ヶ月近く、延々アルバム聞きまくってから、見た。
・・・・見ない方が・・・・(苦笑)
うん。
まあ、・・・・・ねえ。
「TEENAGER」に対しては、信頼してるから。
フジファブリック、どこまで「与える男」たる力が出せるか。
見せてもらおうじゃないのさ。
・・・。
どうも彼らには、けんか腰になっちまいますな(苦笑)
好きだからこそ、シャンと立ってて欲しいのですよ。


東京のライブハウスで,フジ見るの初めてなんだよねえ。
どんな感じになるのかなあ・・・。

赤黄色の金木犀

赤黄色の金木犀