時々、秋晴れ

harikona2007-09-15

降ったり止んだりだった雨。
外に居た間は降らなかった。
青空すらのぞいた。


友人の三回忌。
久々に皆で集まる。
自分等は
変わっていないつもりでも、
子供の成長を見ると、
月日は確実に流れている、
ということを、
改めて思い知らされる。


時は止まっていない。
写真の中のあいつは、変わらないけど、
でも、
あえなくても、見えなくても、
どこかで、一緒に時を刻んでいるんではないかな。
皮肉なもので、
直にあえなくなってからの方が、あいつを近くに感じる。


己のことで忙しく、
頻繁に会うわけではない我々を、
時々でもいいから、
顔を合わせた方がいいぞ、と、
引き合わせてくれているのかな、あいつは。
居なくなってからも、俺等のこと、気にしてくれてんだな。


何かしてやりたい、と思う。
でも今更、何も出来ない、とも、思う。
ただ、こうして、
あいつのカケラを、抱いていくしか、できることはねえのかもしれん。


残されたご親族の思い、計り知れないけれど、
あいつのことを思い過ぎるのは、
あいつの本望ではないのではないかと、
自分の勝手な想像だが、そう、感じるので、
どうか、どうか、
ご自分のことを、もっと考えて欲しいな。

後ろは、向かない奴だったので。