gdcとばらばら。展

harikona2007-06-03

お昼に新橋にて地元の友人らと待ち合わせ。
ちょっと遅刻・・・。
大変美味なお茶漬け屋さんに連れて行ってもらう。
いろんな楽しみ方ができる、
おもしろいお店で、とてもおいしくいただく。
友人に感謝。


友人等と別れて、まず夜の下見。
この日は夜に、渋谷O-WESTにてライブだったので、場所の確認。
初めて入るハコです。
東京は結構頻繁に行くけれど、
ほとんど芝居見るために行くので、
ライブハウスって入ったことないんだよね。
行ってみてびっくり。
ラブホ街ど真ん中なんですね(汗)
昼間ああいった界隈を一人で歩くのは、なんとも奇妙な感じでした。
すごい違和感。


次に向かったのは、代官山。
ラーのチラシ等でおなじみ、good design companyへ(以下gdc
gdcのギャラリー(g)にて開催中の
田尾沙織さんの「LAND OF MAN」展を見に。
代官山・・・。
道、無茶苦茶わかりづらいですねえ。
大きい通りもないし、
道路が駅に対してまっすぐ走ってないから、方向がつかみづらくて。
さんざん迷ったおかげで、いろんなお店に出くわしてしまい、
買い物するつもりなかったのに、ちまちまと荷物が増える(苦笑)
それはさておき。
田尾さんの作品。
空の青と白い砂の抜けるような透明感がとても美しく、
でも、どこか、はかなげな、陽炎のような揺らぎがあって、すごく好きでした。
そんな白い世界の中に、
ぽつり、と立っている、ロケット。
まるで現実感がない。
その現実感の無さに、すこし背筋が寒くなる感じがした。


ギャラリーは,四辺の一方の窓が無くて,
そのまま外のテラスに出られるようになっていました。
空の写真を外の風を感じながら眺めたり、
テラスに出て、空の下から室内の空の写真を見たり、
と、とても不思議で、でも気持ちのいい空間でした。
真っ白い、すっとしたコンクリートの壁は、
写真たちととても相性がよく、
ここに飾られることを作品が喜んでいる,ように思いました。
作品の前に立って見つめ続けていると,
写っているもの以外のものまで,感じられそうで。
体が浮くような感覚,というか,耳がキーンってなる感じというか。
静かに作品と向き合えて、
すごくよかったです。
gdc
シンプルイズベスト。
余計な装飾が一切なく,控えめな社名表示と案内があるのみ。
想像どおりでした。
出入り口に置いてあった,「g」マークの入った丸いマットがとてもかわいくて、
思わず欲しくなってしまいました・・・。


その後、原宿にあるリトルモアのギャラリー「リトルモア地下」にて、
星野源& 平野太呂「ばらばら」展。
星野くんの丸い穏やかな声を聞きながら、
ぼんやり太呂さんの写真を眺める。
面白かったのは「穴を掘る」の歌詞を,
一文字ずつつなげて,モビールみたくして,
大きな空の写真の前に吊した作品。
まるで空から文字が降ってるみたいで,見ていて楽しかったです。
風に揺れて,写真に映る文字の影が,大きくなったり,小さくなったり。
その前にぼーっと座り込んで、飽きずにずっと見てました(苦笑)
この詩写真集、そして展覧会。
歌詞に合わせた写真、という訳ではないのに、
歌と写真が喧嘩するどころか、まったく違和感なく一緒にいて。
これってきっと、
二人の目線が、同じくらいの高さを見ていて、
それぞれに流れてる時間の速度が同じくらいだから、なのかな。と。
なんとなく思いました。
そんな二人の時間の流れが、ひどく心地よくて。
壁に直接、星野くんがイラストやメッセージを書いてたりして、
小さいスペースながら、とても楽しめました。

ばらばら(CD付)

ばらばら(CD付)

夜、東急で昔ながらのオムライスを食べて、腹ごしらえ。
そしていよいよ「Getting Better」へ。