絵面ビートルズ?言い過ぎか?(苦笑)

フジ新譜、「茜色の夕日」
やっとこさ、‘今の志村の声、今のフジの音‘で聞くことが出来ました。
まあ、ライブでは何度も聞いてはいましたが。
音源となると、やっぱり気合が入りますわね、聞くほうとしても。
歌が、ちゃんと生きている、すごくいい音になってたと思います。
歌がまとっている茜色が、脂肪分なしで広がる感じがして。
混じりけのない、そのままの色でいられる曲なんだなあ。
総ちゃんのまあるいあったかい音も、
金澤くんの切ない鍵盤も、
加藤さんの包まれるようなベースも、
足立くんの噛み締めるようなタイコも、
みんな同じ色。
何より、志村くんの歌声に、説得力があり過ぎて(苦笑)
強引なまでに、曲の世界に引きずり込んでしまう、曲の力、歌の力。


が、言いたいのは、新曲の方。
これはー・・・。
これ、爆音で映画館で流れちゃうんだよね?
オダギリジョーだよね??
やばくねえ?(苦笑)
や、映画見てないんで、なんとも言われませんけども。
すごい・・・なんか、
アスファルトの照り返しで揺らめくビル群と、
ビルとビルの間にある、何かが潜んでいそうな影と、
出口が見えない、エネルギーの渦。
全部が同時に見える感じがしました。
なんかねえ、すごい不穏な感じ。
世界は、ものすごい危ういバランスで、
ゆらゆらしながらもなんとか成立してる。みたいな感覚。
・・・ちょっと確かめにいきたいっすね。
映画見ないとわかんないかも。
金澤くんがどわーっとひっくり返したのを、
ひゅっと総ちゃんがすくい上げて、
曲としてストンと収めているのがすげーなあと思いました。


ムーンライトはねえ。
とうとう妄想も宇宙規模になったか志村くん、という感じ(笑)
すごいつき抜け方してんなあ・・・。
イメージは松本零士だな。
プラテネスじゃなくて、ヤマト的な(笑)
や、違うな、高橋留美子だわ。
うる星的な世界観やも・・。
まあ、どう聞いても最近の未来じゃないよね。
ちょっと昔に描かれていた未来な。
月にはウサギが住んでいます。
火星にはタコみたいな宇宙人がいます。
そしてみんな無重力で浮いてますみたいな(笑)
♪あちこちにバラ蒔いて〜♪って感じ(苦笑)
この浮遊感はすごいね。
全然地面が見えないもの。


アルバム、やばそうっすね(喜)
すごい楽しみ。