馴染むまで・・・。

スネオさんのアルバム「フォーク」がついに発売。
仕事ほっぽって(笑)さっさと帰宅。

帰途のバスの中、我慢できずにCD開封してニヤニヤ・・・。
あのジャケットを眺めてニヤニヤしてるって、はたから見ると
異様かもね・・・。

スネオさんの音楽はいつも、ココロに効いて来るまで時間がかかる。
メロディーの美しさが秀でているのでとても耳さわりが良く、
ともするとサラっと曲が流れてしまうのだ。
それに言葉の選び方、配置が独特なので、
句読点をどこで打つか(自分の思考の区切りをどこでつけるか)で
意味がまったく違って聞こえてきてしまう。

何度も聞いているうち、じわじわ体に染み込んできて
やがて曲のココロに「はっと」気付く瞬間が訪れる。

それに、曲が言わんとしていることが自分に近過ぎて客観的に聞けない
っつーのもある。
自分の思考そのままの歌詞だったりするため、
それに対してどうこう言う必要がない。

だから感想らしい感想がなかなか出せないのだけど。

でも今回は・・・すごいです。
スネオさんのココロの幅・・・強さを見せ付けられたっす。
侮っていたわ・・・。
「フォーク」からの3曲の流れは圧巻。
ガツンと揺さ振られて、思わず涙出ちまいました。
今回のスネオさんはホントに直球で来ました。
かなりの即効性です。

知らず知らずの内に締め付けてる感情や感覚を開放してやれば
人間誰でもが、高く高く舞い上がる事が出来る。
そして、明けない夜はない。
あたしはそこまで前向きにはなれない。が、
そんな気にかなりなった。というか、完全にのせられた。
スネオさんは確実に強さを身につけて、前に進んでる。
そして、そのイキオイはちょっと暴走気味に周りにもぶつけて巻き込んでしまうくらい。
闇がみえるからこその光。
闇が深ければ深いほど、その光もまばゆいものになるのね。
表裏一体であることを恐れず見つめる。
闇と光、その距離を両方一辺に表現できるは、やっぱり生きる強さだと思う。

まずは、初見の感想をば。
きっとまた、どんどん印象が変わって来るんだろうなあ。

今はちょっと小休止。
何故か小沢の「犬キャラ」(笑)