ほんの日常

harikona2011-10-03

朝6時30分に起きて
7時20分に家を出て
バスに40分、
だいたいアルバム一枚分
ゆられて出勤して
日中ほぼ座りっぱなしで
パソコンとにらめっこして
そりの合わない上司とか
理不尽なお客さんとか
くだらない法律とか
感覚が合わない同僚と過ごして
帰りに、晩御飯の買いだしやら
本屋やらCD屋やらに寄って
バスに40分、
だいたいアルバム一枚分ゆられて家に帰って
晩御飯作って食べて後かたずけして
調子が良ければ筋トレして
お風呂入って
ビイル呑みながら
本を読んだりCD聞いたり録画した番組みたりして
てっぺんまわった頃には眠る。


たまに、友達とごはん食べ行ったり、
気の合う同期やら先輩やらと呑みに行ったり
映画見に行ったり、散歩したり、
ぼやーんとしたり。


自分を偽っているつもりはないし、
特に大きな不満はないけれど、
ほんの少し、いろんな方向の感覚を押さえつけている、という気はしている。
意識的にも、無意識でも。


そんな日々の中、
ライブは、
完全に自由になれる、ほんとうに数少ない場所。
真っ白に。
最低限、周りに迷惑かけないこと以外は、感情を全開に。
どう見られてるか、とか、
いいとかわるいとか、規則とか法とか、バランスとか、そんなもん全部取っ払って
今の自分が何を想うのか、見つける場所。
信頼している音に、感情をぶつけて、そこに生まれたものから、真を見る。
そこにいるときは、何にも考えてはいないけれど、
結果残るものが、一番大きい場所。


自分でレポ書いてて、ちょっとオカシイと思うもん(笑)
記憶力と、思考の巡り方が異常。
書いている間は、
その音と、自分の感覚と、その場にいるみんなが吐き出す熱量が生みだす渦に、
ダイブしているような感覚。
ことばにおこすのは、相当に気力も体力も入ります。あと酒。



まあ、こんな人間です。



何も生産せず、いくつかのピースを埋めて消えるだけです。


信頼してる音楽と、酒と、友がいれば、
それでいいです。
他のものは、最小限でいいから。
まっとうできればいい。


ああ、もうひとつ。
友人たちの子供が、住みよい場所を作ってやらないとね。
これは欲望ではなく責任。