ライブはいいねえ。

harikona2009-11-13

そりゃあ、
仕事も手につかんわ(笑)





山本P・・・もとい、
山本社長自らお出ましでした。
(マウントアライブだったんですよ)
聞きたいことは山とありましたが(笑)
そこはね、それ。
聞いちゃいかんし、
聞きたいけど、
聞きたくもないし。


でも、やっぱり、
この人の耳は確かなんだなあって、
思ってしまう、最近のライブの手がけ方。








透明で純粋な闇と、
白く美しい闇の共演。



濃すぎ(苦笑)



そして、とてもいい対バンでした。
頭がくらくらします。


踏み外しそうだ。
常識という蜘蛛の糸を。
みんな、なんの疑いもなく踏んでるけど、
それ、
毒蜘蛛が張った罠かもしれねえんだぜ?
べたべたしたその、妙な色の、常識ってやつは。
わかってて踏んでんのも、大変だけどさ。
その割りに、
踏み外したら、それはそれで、面倒な蟻地獄が待っている。


まあ、
そういったことを、事実としてわきまえていれば、
そこから、うまい具合に、複線を、自分で糸を紡ぐ術も見えてくるんだろうけどな。



初、生、スリーピー。



想像以上に、世界の構築の仕方が、完璧。
空気がねえ、
まるで、水にもぐっているように、
存在としてそこにあって、
尚且つ、穏やかに、たゆたっている。
肌に、吸いついてくるような。


特徴的なギターの、わあん、とした鳴り。
(ギター山内くんは函館出身です)
まるで、しんしんと降る雪を通して見る、淡い景色のよう。


そして、あの歌声は、常に雪の白さを纏っている。


それは、美しさと同時に、
怖さも、寒さも、痛みも、ふとした温かさも、
体感として、感じさせる、声だ。


新譜、楽しみです。

paratroop(冬季限定盤)

paratroop(冬季限定盤)





今まで以上に、入り組んだ音の絡み合い。
常軌を逸した(苦笑)呼吸感と、激しさを増す、うねり。


でも、なぜか、体は素直に、それを受け入れる。


新譜「Ghost Apple

Ghost Apple

Ghost Apple


三人で、作った、三人の音。
それに、波多野が、少し、意図を示す言葉を乗せる。
歌詞に使われる言葉がね、
あまり、人目に触れないものが多いから、
とっつきにくいところもありますし、
今回は特に、
歌詞の意味合い的にはコンセプチュアルなところが強いけれど、
こうやって生で、その音を浴びれば、
「意味」は「感覚」が連れてくるものなんだ、ということが、よくわかる。


このバンドは、とても関係が健全だと思う。




にしても。


波多野くんの、人当たりのいい話し方と、柔らかい笑顔は、
ますます歌詞の迷宮を複雑にします(苦笑)
物販でサインしてもらいながら、ちょっと話したんだけど、
どこからあの言葉たちが出てくるのか、不思議でしょうがなかった(笑)


そして
超絶にテクニックが冴えわたっておりました。
音源で、てっきりギター重ねてると思っていたものや、
作った音を差し込んでるんだと思っていたものは、
三人だけで、人力で鳴らしてた。
・・・ひょっとしてそうかも?とは思っておったが、
本当に目の前で鳴らされると、唖然としてしまう。
どんだけ研究してんねん、君ら(苦笑)
で、在りていだけど、めっちゃくちゃうまいよね・・・・。


いやあ。
久しぶりのPeople。
うん。
華奢な体に似合わず、バンドは太いっす。



来年、3月5日。
札幌コロニーにて、People、ワンマンです。
金曜日じゃねえか!(怒)


・・・・でも、チケット買った(笑)


北海道、初ワンマンですよ!
ってか、ワンマン見たくてしょうがなかったので、すっげーうれしい。