スネオヘアー バースデー 渋谷AX

スネオヘアー
LIVE TOUR 08-09 バースデー
@渋谷AX
08.12.07


新しい世界へ一歩踏み出した、今回のアルバム。
根底にあるものは変わらずに、今までの積み重ねを糧として、
一気に、たくさんの扉が開いたこと。
あまりに素晴らしいアルバムだったので、
楽しみにしすぎて、テンパっていた開演前。
やばい、どうしよう。
あたし最高潮にスネオさんのうた、好き過ぎ(笑)


早めに行って、先売り物販でお約束のカレンダー購入。
毎年楽しみにしてるんです。これ。
あの時の風景かな?
なんでこれを撮ろうと思ったのかな?
そんなことを想像するのが、とてもたのしくて。
毎年毎年、素敵になっていくしねえ。


友人と待ち合わせして、開演まで寒空の中、ぼんやり待つ。
ツアー初日恒例、と書くと語弊があるか(苦笑)
リハ押しまくりで、開場20分押し。
だって開場時間過ぎてるのに、音鳴ってんだもん(笑)
何やるか丸聞こえです・・・(苦笑)
いや、うん。納得いくまでやっていただいた方が、
こちらも少しは安心です・・・・。
すごい寒い日だったので、ちょっとキツかったっすけど(泣)


ロビーにNHK「テレ遊びパフォー!」で採用された写真、飾ってありまして。
うん。
すごいすてきだった。
こういうぽつん、と立ってる姿、似合うよね。
花とスネオさんって、あんまりない構図だし。
スネオさんの曲から、導き出された、新たな世界。
とても、素敵。


開演前、ステージ奥のスクリーンには、
今回のジャケットが映し出されていました。
あー、やっぱAX、ほどよい広さですきだなー。




<セットリスト>
LOVE YOU
アイボリー
夏になったら帰ってきてね
MC
トークバック
Merry Christmas to me
headphone music
言いたいことはいつも
MC
気まぐれな季節のせいで
bird call
サフラン
スキップ
JET
電話
歪んだ二人
共犯者
MC
スターマイン
スカート
バースデー

EN
ピント
セイコウトウテイ

EN
The end of despair




暗転後、
SEもなく、しんと静まりかえったステージに、
ぞくぞくとメンバー登場。
そして、
白いシャツの猫背の天使の輪が登場・・・・?
・・・・・・・。
ちょっと、ちょっと、
スネオさん、いったい何キロ太ったんですか?
フォルム完全に変わってますよっ!!
顔パンパンとかの騒ぎじゃないです。
全体的に丸くなってる・・・。
スペシャに出てたの見てたから、ある程度は覚悟してましたけど、
ここまでとは・・・・。
あまりの変わり様に、どよめく会場(笑)
こんなことで、どよめき起こさせないでくださいよう・・・(苦笑)


チューニングしながら、
「久し振りだなあ・・・」
とつぶやく、スネオさん。
この一言に、大歓声で答える会場。
わは。みんなもこんなに待ちわびててくれたんですね!!
うふふふ。
ねえ?
待ちに待ちましたよ!!
やっと、じっくり向き合えます。


{LOVE YOU}
エレギの通電音と、SE(ひゅいーんって)が響く中。
すっと息を吸い込んで、
歌いだしたるは「LOVE YOU」!!
いやあ、やっぱりエレギかき鳴らしてる姿、素敵っすねえ。
もー、それだけでうれしいぞ(笑)
スネオさん、緊張で声がビブラート気味。
ひょー。
いつもながら、一曲目はぞわぞわするねえ。
でも昔みたいな嫌なピリピリ感はない。


ステージ奥スクリーンには、
歌詞カードLOVE YOUのページの刺繍が映し出されている。
その後、アルバムの曲の時は同様の演出がなされます。


このうた。
初めて聞いた時、
ちょっと妄想入ってると思われるかもしれませんけど、
ライブ会場での、スネオヘアーの外と内、と、
ファン(あえて限定)に向けてのメッセ−ジ、なのかなって思ったんです。
ご自分のこと、
生み出してる音は別として、かなり謙虚に捉えてらっしゃるので、
いつも、「ファン」ってものに対して、否定的・・・までいきませんが、
話し言葉で書くならば、
「なんで俺みたいのに、キャーキャー言ってんの??」
とでも言わんばかりの気持ちでいらっしゃるようなんですよね、いつも。
紡がれる「うた」と、
キャラクターとして毒吐いたりおもろな事言ったりする「スネオ」。
まず、うたを聞いて欲しい、
そして、その両極端な表現が生む、違和感とでもいおうか、
そこを面白がってくれるだけでいいのに、
なんで、渡辺健二に向けてまで、好きだと言ってくれるのか、わからない、と。
っていうか、俺のことはいいから、みたいな(笑)
ステージに立ってる時って、ホントにいっぱいいっぱいで、
思ってもないこと口走ったり、
培ってきたことの全部を出し切れてない時もあるけれど、
聞きにきてくれたひとたちには、ありがとうって気持ちを、伝えたいんだって。
ファンに対して、まっすぐに向き合ってくださった歌だなって思ったんだ。


純正バンドアレンジなこの曲。
松江さんの♪ジャーーン♪が、ものっそい突き抜け方してます。
音源にはないシュンちゃんの鍵盤が、さらに音に厚みを加えてる。
ってか、もう飛び跳ねてるしーーー。・・・かわいい(笑)
2番頭のエイキチさんが、いい鳴りしてます!!
やーーーん。相変わらずかっこいいぞう☆(苦笑)
あさちゃん、楽しそうな顔見てると、こっちもうれしくなっちゃう。
いやああ、久し振りですよ、皆さんの音聴くのも。
う、うれしい・・・・(泣)
と、相変わらず、リズム隊寄りにいる私(笑)
誰のファンだっちゅうねん・・・。
スネオさん♪あぁ神様〜♪の「あぁ」がねえ・・・・。
思った以上のいい喉の鳴りしてまっせ。
緊張してんのバリバリこっちにも伝わってきてますけど、
ここまで、開いたうた、しょっぱなから歌えてます。
うわあ。
今のスネオさん、・・・すごいかも。
だってさあ、今更ですけど「LOVE YOU」なんて、
大声で歌えるような方じゃ、なかったんですよ。
今は、それを、迷わず、しかも久しぶりのワンマンの一発目に、言えてます・・・・。
ううう、もう感動で涙でそうです(苦笑)


緊張感を振り切るように「カモン!渋谷ァッ!」と絶叫!
うっしゃあ!
行きましょうよっ!!


{アイボリー}
ええ?!マジ??
やると思ってなかったからすげーびっくりしたっ。
ギャリッギャリのスネオさんのエレギが、耳をつんざく。
早い、早いっ!!
ガンガン前のめりですよ!あさちゃん!!(笑)
うはー。
今のスネオさんがうたうと、歌詞が・・・刺さるなーー。
なんか、改めて、
スネオさんのうたいたいことって、変わってねえんだなって、
ガンガンノッてましたけど(笑)しみじみ思ってしまいました。
時間軸の歪み、人の心のすれ違い、
言えない想いと、抱えたままグルグルしてる自分。
♪フラッシュバック♪をあえて歌わず、お客に歌わせる。
おおおお。
コール&レスポンスっ!
こういうやりとりが、出来る曲なんですなあ。
なんか・・・・すごいね(笑)
ロックミュージシャンみたいだ・・・・(苦笑)
いや、否定ではないですよっ!!!
これって、曲聞いて、歌えるくらい覚えてるであろう、ということを、
オーディエンスに求めてくれてるってことですから。
・・・・すんげーうれしいですッ!!!
Cメロ入る直前のエイキチっつあんがめっちゃかっこええ!!
ってか、松江さん・・・・熱いっすね!(苦笑)
シュンちゃんが、頭振り乱して暴れてます・・・もう?(笑)
にゃはは、そんなシュンちゃんが好きですっ!
この曲は、メンバーみなさん慣れてらっしゃるからか、
かなーり激しく、ガツンとかましてらっしゃいました。


{夏になったら帰ってきてね}
淡々としたギターが、
突抜けきれない、鬱屈した願いを、
嫌が応にも、掘り起こすようだ。


今回のアルバム中で
一番、渡辺健二の想いに近いと思われる曲。
ただ、個人的に、
まだちょっと、どう捉えていいのか、わからずにいるのですが。
夏に対して、思い入れが強すぎ、な自分としては、
夏になったら帰ってきてね、という言葉に、ずいぶんとひっかかりを
覚えているのですが。
スネオさんも、夏、お好きですしねえ・・・・。
ただ、果たしてその意味で、良いのかどうか・・・・。
言葉数が少ないだけに、どう解釈してよいのか迷ってます。
今日ここで生で聞いていても、まだ判断しかねている。


♪自分自身だぁー!♪と絶叫気味に。
そしてサビの「待っている」が、すごい、いい声。
この喉の鳴らし方は、この方独特。すごい好き。
シュンちゃんの鍵盤、いい音で響き渡ってますぞー。
力強く、一歩一歩前進するかのようなあさちゃんの刻むリズム。
うわんうわん言わしてる松江さん。
♪どうするわけにも〜♪ので、右手をバタつかせるスネオさん。
ラスト、アレンジ音源どおりでした。


思ったよりぐっと内に籠もるような感じがしたなあ。


うーーん。
もっと聞きこまないと・・・・。



MC
(会場から「スネオ!」の声が飛び交う。ギターチェンジ&チューニング中)
「・・・・ダメだよ。今忙しいんだから。
10時ぐらいになったら店閉めるから、それから・・・。
・・・・改めまして、こんばんは!スネオヘアーですっッ!!!」

歓声に答えたあと、
何故か、腰に手を当てて、軽くポージング(笑)
ふかわくんの昔のネタみたいな感じです(笑)


「今、阿佐ヶ谷の辺りで流行ってるポージングです。
まあ、だいたい、10回ワンセットで、
午前中に3セット、午後に3セット、一か月続けてもらえれば、
非常に素晴らしいボディーラインをね、手に入れられるっていう・・・」


ざわめく会場。
まあ、あなたがやんなさいよっていう、暗黙の提言というか(笑)
・・・そんな会場の空気に気づいたスネオヘアー(苦笑)


「なんだよっ!!大人を馬鹿にしやがって!!
・・・・。
ありがとうございますっ!!
えー、久し振りのツアーになりました!
今日はようこそ!」
(拍手!!!!)
「もうね、なんだろう。
ツアーの作り方っていうのかな?制作の方面で、
前回から一年以上経ってますから、もうすっかり忘れてしまって。
人前に出ることもないし。
・・・意味わかんないっていうか。
こうやって、バーン!と出てきて、
お客さん前にして、5,6曲歌っちゃう訳でしょう??
(どよめく会場・笑)
でも、
みんなの顔を久し振りに見れて・・・・、とてもうれしいですっっ!!!!
しばらく会わないうちに、僕もちょっと、形が変わっちゃったけどもっ!
(会場・爆笑)
(かわいこぶって)今日はどうもありがとうっ!!」


エイキチさん、若干、否定めに合いの手(笑)


「今日はがんばって、うたを歌いますッ!
最後まで、楽しんで行ってください!!」


と、女子な感じで、肩あたりで両手を振るスネオさん。
うん。
かわいくない(笑)


「わーーっ!てやり方も、すっかり忘れちゃった・・・、
間違って拝んじゃったりして・・・」


初日で緊張してるんだろうに・・・・、
よく回る口ですこと・・・・。
うははははは。



トークバック}
スネオさん、エレギ弾き語りから。
ギター間違ったりなんかして、初日感満載。
ってか、相変わらず歌詞入ってませんね(苦笑)
・・・いつもか・・・・(笑)
この曲の詞、今までのスネオさんの作り方と、
ちょっと違う感じしませんか?
加藤さん(コレクターズ)への提供曲だから・・・ということを差し置いても、
なんだろ・・・・理路整然としてる、というか(苦笑)
ちょっと言い方違うか・・・。
時間軸の飛び方とか、気持ちの流れが、いつもより推し量り易いように思います。
・・・・作詞家としてのスキルが上がってるってことなんでしょうかねえ。
伝えるための言葉の選び方が、無理なく出来てる感じ。
情景と、伝えたいことが、すっと入ってくる。
わー、偉そうだ、俺(苦笑)


人間の意識って、
過去の記憶と現在の状況と、未来への憶測で成り立ってるじゃないですか。
でも時間は、止まることもせず、戻ることもしてくれない。
常に先へと流れている時間と、その流れとともに、変わってしまう状況。
でも、あの時の気持ちも、変わらず抱えているし、
時間と一緒に、簡単には先へ進めない自分がいて。
自分のココロは、現在から、過去、未来をいったりきたりしているのに、
時間は必ず一定の方向にしか流れていかない、一方通行なもの。
この、時間と、自分の気持ちの行き違い。
まあ、それが、救いになったりも、するんですけれど。
記憶が僕らをだまして面白がるっていう歌詞、すごく好き。
ちょっと京極堂思い出しちゃいました。


・・・・いやー、キレイな歌声だあ。
一音一音、大事に発しているのが、しんしんと伝わってきます。
声の伸び、素晴らしいです・・・。
松江さんのコーラスも素敵。いい声でらっしゃいますよねえ・・・。
あさちゃんが前奏でシャン、シャンと鈴を鳴らしていたのがとても印象的で。
記憶をゆるやかに、過去に戻していく、道しるべのようだった。
穏やかな流れのエイキチさん。思わずうっとり。


{Merry Christmas to me}
「今日はクリスマスが近いということで、
クリスマスの曲は、2曲、あるんですが、
自分らしい、クリスマスに対する気持ちを歌ったうたを、聞いてもらいます」


と、始まった、この曲。
おお、随分アレンジ違いません??
音源は淡々としたギターが全面に出てましたけど、
シュンちゃんの鍵盤大フューチャー。
キラキラと、街にあふれるイルミネィションのようです。
シュンちゃんは、美しい景色や想いを
そのまま美しい音に変換できる、素晴らしい鍵盤弾きですよねえ。
キー、ちょっと上げてあります。
・・・それがまた、すごく、いいですねえ。
なんていうのかな。
どうせひとりだ、悪いかこの野郎!!って思ってる自分もいるけど(笑)
ひとりでいても、誰かを想ってる、その気持があるから、
たとえそれが、報われなくても、そう思えてるんだったら、
それだけでも、ちょっと、あったかくね?っていうか。
舞い落ちる雪を見て、ちょっとだけ、笑顔になれるような。
やさしいアレンジだなーって、思いました。
サビはほぼ全員でコーラスつけてた・・・・と思う。確か。


{headphone music}
メンバーの奏でる前奏の中。
「ヘイ!渋谷!
今日は本当に、外は寒い。
口あけて前歯出してると(実演・笑)、冷えてくっついちゃうくらい寒いけど、
今日は楽しんでってくれっ!!
headphone music!」


へいへーい!
クラップクラップ!!
ファンキーにうねるシュンちゃんの鍵盤。
小気味よく跳ねるエイキチっつあんが楽しいっ!!
この曲って、ほんっと、掛け値なしに笑顔になれるよなー。
って、一番笑顔キラキラしてるのは、あさちゃんだったりします(笑)
もー、いい顔して笑うのよねー、この方は。
2番頭(♪君の話を♪の「を」のとこ)のあさちゃん、大好き〜。
表情だけじゃなくってね(笑)
サビでは大きく手をあげて、クラップするスネオさん。
うふふ。
そこはかとなく、楽しそう。
やっとアコギじゃかじゃかやってる姿にも慣れてきました、あたしが(笑)
♪君の話を僕に聞かせてもっと♪のところ、
耳元で手をパタパタさせているスネオさん。
もっと、もっと、声を、手拍子を、君の気持ちを、聞かせて。
って、言ってるみたいだった。
スネオさんのスキャットと一緒に
ステージの上を駆けまわってるような、松江さんのギターソロ。
やだもー。かっこいい(笑)
ラスト、
とても気持ち良さそうに、
♪ヘッドフォンして寄り添うミュージック〜♪とアカペラで歌う。
にゃー。
すてきー(笑)
この曲のハッピー効果、絶大ですねえ!
お客も一気にあったかくなった感じしたし、
スネオさんもやっと肩の力抜けてきたみたい。少しだけど(苦笑)


{言いたいことはいつも}
スネオさんアコギ続投。ここ、前曲とつながりばっちりっすね。
シュンちゃんの鍵盤がねえ・・・、もう、キラキラしまくりで、
うきゃうきゃする自分。随所で入るグリッサンドがきれいーーーー。
もうひとつのメロディーを
軽やかに歌っているかのようなエイキチさんも、とっても素敵。
って、誰目当てだよ・・・(2回目)
いやいやいや。
ほんとねえ、スネオバンドの皆さんは、
素晴らしいプレイヤーばかりで、
見どころ満載過ぎて、記憶のメモリーが持ちません(苦笑)


自分スペシャっ子なので(笑)この曲に初めて触れたのはPVが先。
さらに見まくってたもんですから、
どうしてもね、聞くと、レッサーパンダの愛くるしい顔が・・・。
・・・違う違う。そこじゃないから(笑)
このPV、大好き。
スネオさんの自然な笑顔が見られるから。ね。
児玉監督様々です。


この曲って、
なんでこんなにあったかい気持ちになるのかなあ?
ちょっとねえ、くすぐったいような心持になるのですよ。
音が鳴った瞬間から鳴り終わるまで、ずっとくすくす笑っちゃう。
あー。
そうか。
これって、多分、予感、なんだ。
おだやかなしあわせが、その先に待っている、予感。
ちゃんと、相手のことを想う気持ちが、ここにあって、
うまくは言えてないけれど、
それが多分、その相手にもちゃんと伝わっていて、
相手も、同じように、想ってくれている。
そのお互いのことを想う気持ちが生みだす、空気感。
春のあたたかい日差しの下で、
風に吹かれてふうわりと舞い上がる、レースのカーテン、のような。
ああ、なんて美しく、やさしいうた、なんだろう。
こんなにも、きもちを軽やかにさせてくれるなんて。
照れくさくて言えないけど、きっと伝わっているって思える気持ちがあるから、
すっと、抱きしめてあげることができるんだよね。
そしてね、わかってるわよっ、って言いたくなっちゃう(笑)
まあ、現実には、
言ってくれないとわかんないわよ(怒)って言いたくなるときの方が多いですけど(苦笑)
信じる気持ちがね、大事ってこと。


♪星空きれいだな♪で、まるでそこ夜空が広がっているかのように、
空を見上げるスネオさん。
その瞬間、すっと、夜のひんやりしたにおいに、包まれたようなだった。
スネオさんのうたが、景色を呼んできた。


MC
無言でパントマイムするスネオさん・・・。
なんか持ってきたり、ぶん投げたり・・・。
微妙に苦笑いで見守るメンバー(笑)
何?何がしたい??


ひとしきり終えた後、気おつけ!の姿勢で
「・・・ただーいまっと!
改めましてスネオヘアーですっっ!!」


「えー、MCでしゃべらないっていうことをね、
この間箭内さんっていうね、とんでもない悪い大人の人と、約束したもんで・・・・。
先日、ラジオ「Wind and Rock」(風とロックですね)に出させていただいたときに、
MCでドーナツトークを繰り広げるよねー、って話になって、
じゃあ、わかりました、と。
曲終わって、MCの時間しゃべらない、と。
そうですねえ、お客さんとの緊張関係・・・尺にすると約3メートルですか。
しゃべらないって約束したんで、しゃべらないでいてみました。
(何食わぬ顔で)みんなどんな気持ちだったのかな??
正直、よくわかんないんだけど・・・。
さみしい??
(会場から「せつねーっ!!」)
(笑)オーライっ!!」


「最近ねえ。久し振りに会う知人によく言われるんですよ。
「スネオはさー、どこに行きたいの?」って。
・・・場所の話じゃないっすよ??
どうなりたいのか?ってことなんすけど。
どこに行きたいって言われてもさあ・・・。
・・・所謂・・・・ミスチルとか・・・。
(会場・苦笑)
いやいやいや、全然笑うとこじゃないから!
・・・・何が違うんだと、・・・改めて分析してみたわけですよ。
そしたらねえ、・・・・ほとんど違わないと。
年が、桜井さんのほうが一個上ぐらいで、ほとんど違わない・・・。
・・・・・・。
・・・・みんな、どういうMCしてんのかなあって(苦笑)
・・・こんな話しねえよな!!
だって必要ねえもんな!!
わかってんだよ!必要ねえよなっ!!


(会場、しょうがねえなあって感じで拍手・笑)


・・・・・今日は曲をたっぷり用意してるからなっ!
覚悟しておけっ!
・・・・。
すごい優しいうたを歌います。やわらかい・・・子供のころの夏休みみたいな。
今は真冬ですけど。
去年ですかね、作ったうたですけども。
すごい、夏を、思い出します。
よし。


(照明落ちそうになった瞬間に)


今日ね、初日なんで本当に緊張してんですよ・・・。


(メンバー、まだしゃべるのかと、驚きの顔・笑)


・・・ほんと、MCとか必要ねえよな!
曲終わった瞬間に幕下ろしちゃおうかっ!
あー、照明さんもねえ、せっかく落としてくれたのに・・・。
ドーナツトーク繰り広げちゃって・・・。
さっきの「言いたい〜」とかなら、
♪ジャカジャカジャカジャンっ♪って終わった瞬間に、
幕をドンって落とすとか、しちゃった方がいいかっ!!
・・・・。
よし。」


大丈夫ですか?スネオさん??
とっちらかりすぎです(笑)
この方、他のミュージシャンのライブとか、見に行ったり・・・しないもんねえ(笑)
そうっすね、
ここまで、曲に関係ない話ばっかりする人もめずらしいかも(笑)
あ、某BのSくんも結構中身どうでもいい話多いか(笑)


{気まぐれな季節のせいで}
シュンちゃんが、後ろで
鍵盤ハーモニカ(YAMAHAの水色のまるっこいフォルムのやつ)を構えてるのに、
スネオさんのMCあっちこっち行くから、出したりしまったり(苦笑)
もー、メンバー&スタッフ泣かせ(笑)


この曲ねえ・・・・大好きなんですよ(苦笑)
今さら改めて書いちゃいますけど。


はしゃいでる夏が、遠くで潮騒のように、ざわざわしている感じ。
これが、とても、しっくりくるんです。
澄み切った青空のような、夏も、君も、ずっとここにいてほしいのに、
音もなく穏やかに移りゆく季節が、無常にもさらっていってしまう。
だからこそ、今、この瞬間を、逃さず、見つめていたい。
大切に、大切に。
ああ、この刹那の時を生きる命とは、なんと美しいものなんだろう。
そう気づくと、目の前の風景さえ、瑞々しく色鮮やかに輝きだす。


目の前の景色を、いつの間にか塗り替えてしまう、曲だと、思います。
強引に、ではなく。気づくと、曲の中に立っている。
皮膚感を伴って、頭の中を、さらっていってしまう。


一番と二番の、歌詞の対比も、とても美しい。


♪季節が変わってゆくけど♪のところ、
松江さんとシュンちゃんのコーラスがとてもすてき。
ひとつひとつの音を確かめるように、あさちゃんがリズムを刻む。
目を閉じていたいような、柔らかさで。


サフラン
bird callが静かに流れる中、スネオさんがギターをつま弾く。


この方の歌声は、いつからこんなに、
澄み渡った響きを奏でるようになったのだろう。
そして、凛とした、強さ・・・・、
強いって言い方、違いますね・・・。
確かさ、って言えばいいのかなあ・・・。
穏やかだったり、やさしかったり、清らかだったりするその声自体に、
揺るぎなさが、ある。
ほんの少し、まだ固さが感じられるけれど。
・・・出会ったころは、
こころに刺さる、トゲを持った声だったのに。
おだやかな曲だと、改めてこの方のこの声に、驚かされます。


音源聞いた時に、「切なさ半分、ときめき気分」って歌詞が、
なんとも照れくさくて、
現場でどんな顔したらいいのか・・・って思ってたんですが、
スネオさんの曲の持つ、穢れない美しさは、
そんなあたしの先入観なんぞ、あっさり通り越してしまいました。


恋が始まったばかりの、
そわそわしたような、あたたかい気持ち。
君のちょっとした表情やしぐさまで、全部見つめていたい。
君がいる、その風景さえも、すべていとおしい。
そんな、幸せだと思う気持ちが、
ちょっと照れ臭いような、あたたかさに満ちた、やさしいうたですねえ。


演者としてのボーカリスト
そのうたをうたうことによって、
うたの物語の中に、聞き手を導きいれること。
曲の美しさはもちろんですが、
この方のうたうたいとしてのスキルは、本当に群を抜いていると、
今更ながら、その、うたに酔いながら、思った。


ふわん、と、サフランの薫る、オレンジ色の景色が、
松江さんの芯のあるやさしい音色で、目の前に広がっていく。


穏やかな、あさちゃんのリズムと、
シュンちゃんの流れるような鍵盤の調べに導かれるように、
雨の音が、ひたひたと体を包んでいく・・・。
ああ、まるで、
窓際から、主人公二人の姿を、ぼんやり眺めているような、
とても、フラットで、やさしい気持ち。
うたの中に、自分も渡辺健二も、いない。
や、もちろん、完全に、ということではありません。
ただ、その場に鳴っているすべての音が、
自分の面倒事を挟まずに、本当に、美しく響くのです。
・・・・こんなこと、
スネオさんのライブでは、初めてかもしれない。


{スキップ}
細やかな雨が降り注ぐ中、
アコギに持ち替えたスネオさんが、
そっと、雨の音を縫うように、囁きかける。
ああ、
この方のファルセットは、本当に美しい。
その響きだけで、世界微かに震えるよう。


音源にいない、鍵盤の丸いやさしい音色が、
まるで傘の上を跳ねる、雨粒の音みたい。


さぁっと、生暖かい、夏の霧雨が、
サンダルのむき出しのかかとを、なでていくようだ。
振り返ると、なんだかこそばゆいような顔をしている、あなたが、
わたしを見つめている。


いるよ、わたしは、ここに。
そして、あなたも、ここにいる。
それで、それで、十分。


始まった恋が、、
まるで埋め火のように、おだやかに、暖かくしみこんでいく。
お互いの存在が、呼吸をするように自然になっていく。
君の存在が、僕の日常になっていく。


何気ない景色が、いとおしすぎて、
でも、いつか終わってしまうことは、わかっているから、
だから、少しかなしいような、
矛盾しているけれど、だからこそ大切にしようと思う、幸せな気持ち。


ひとつひとつ、呼吸を確かめるような、エイキチさんの音色の間に、
憎たらしいくらいに、シュンちゃんの甘い音が、すっと入ってくる。


雨音と拍手の音が重なって、静かに、窓が閉められて行く。


{JET}
照明がぐっと落とされ、微かに照らされるほの青いひかり。
カチン、パチン、と、エフェクターを踏む音。
シュンちゃんのハウリングを起こしているような、
あの、痛いくらいに耳を貫く音を。
エイキチさんが、
べースのボディーを叩いて、ずうんと、低いうなりを鳴らす。
噛みしめるように刻むあさちゃんと、
ぎゅうっとため込む、松江さんのフレーズが、嗚咽のように尾を引く。
うわあ。
ここで、これを持ってくるか。


やはり、避けて通れないところなんですね。
いや、逃れられない、のか。
正直、うれしい(苦笑)
そこは、変わってほしくない、ところだから。
というか、やはり、この人の根っこ、なんだろうな。
どんなに、開ける方向に変化していても、
どうにも変わることができない、渡辺健二の‘個‘。
そこが、ここにある、ということが、安心とともに、
己を問われているようで、背筋が伸びるような心持。


見つめているか、自分を。
確かめているか、人を、世界を。
問うているか、その関わりを。
そして、その裏に潜む、己の欲望と願いを。
そう、うたっているように、私には聞こえるのです。


何度もライブで聴いている、この曲。
今日はずいぶんと、違って聞こえました。
どちらかというと、
ちっぽけな自分が、報われなさを、どうにもならないのをわかっていて、
からっぽな世界に向けて叫んでいるような感じを抱くことが多いのですが、
(多分に自分が、そうなのだ、ということなのでしょうが)
どうしようもないとあきらめるのではなく、
その問いかけを、
どうか、伝わってほしいと、空へ、空の高みへ、放っているようだった。
願いが籠っているような・・・・。


それは、多分に、メンバーの演奏の熱のこもり方の所為もあったと思う。
一つひとつの音と、言葉の意味を、噛みしめているような、
その、一音一音に託された思いが、演奏しているそれぞれの思いと重なって、
深く、深くしみわたっていく。
それも、決してお仕着せなどではなく、
それぞれのJETが、見事に、調和してる、というか。


素晴らしいJETだった。


前二曲と後三曲の間に、
あえて、この曲を持ってきたスネオさん。
今思うと、なるほど、と思わずうなずいてしまう。


つたわっているはず、とおもっていたきもちが、すれちがってしまうのは、
相手に甘えて、その行為が、
相手のやさしさに、頼っているということを、ないがしろにしたうえに、
はっきり自分の気持ちを定めることをしないこと。
そして、
世の中のせいにすること。
そんな中途半端なことをしているから、
つながっているということを、信じることができないのだ。


狂おしいまでの音のうねり。
報われない、届かないと叫ぶ、ココロの底の、闇。


{電話}
届くことのない、電話のベルが鳴り響く。


絶対、この曲、生でやったらめっちゃくちゃかっこいいと、思ってたんだ!!
もうもう、期待どおり!!
バンドで練り上げた音源のアレンジ。
そりゃあ、生でバンドでやったら、いいに決まってますって!
ベースライン、あんまり入り組んで無い所為か、
ちょっとなつかしいような感じしません?この曲。
スネオさんの曲って、ベースすごいじゃないっすか?(笑)
こういうの、ちょっとめずらしいよなー。
若干気が急いているあさちゃんのリズムが、曲に切迫感を生んで、
主人公のやるせなさを、益々際立たせてた。


穏やかに続いていたふたり。
だけど、
少しのすれ違いや、おもいやりの足りなさから
隣にいたはずの距離が、だんだん、広がっていく。
あせり、苛立ちの裏に、微かなあきらめが見える。


あんなに歌詞間違ってたスネオさん。
この曲とJETに関しては、すらーーーっと歌い切ってました。
うーん?
こんなこと、してたんかね、この人は(苦笑)
・・・・してそうだな・・・・・・。
・・・すいません(苦笑)


でもね、
なんだろ。
まだ、正直、演じ切る、まではいけてないっていうか・・・。
サフランとスキップは、意外とすんなり、曲の世界に入って行けたんですが。
や、曲はね、ホントにかっこいいんですよー。
あたし考えすぎなんかな・・・。


これ、演奏するの、すげーたのしいだろうなあ。
まだ、なんとなく、このうたをうたう、ということを、
つかみ切れてないようなスネオさんより、
メンバーの方が、ガツンとかましてましたもん。
や、これって、すごいことだと思いますよ。
スネオさんって、
気持ちがまんま、うたとギターに出ちゃう方ですから、
スネオさんに合わすって、本当に大変だと思うんですよ(苦笑)
もちろん、そこはプロですから、
やんなきゃならんことは絶対にやってくださる方ばかりですけども。
この曲を演奏することが、本当に楽しいっていうかね、
スネオさんの気持ちの揺らぎに、左右されない・・・って言いきってしまうと、
それはちょっと違う気もしますけど、
純粋に、曲の良さに、引っ張られてるような。


取り返しのつかない、後悔の渦。
取り戻せない、時間。


{歪んだ二人}
ワウ効かせてるスネオさんと、
ディストーションぶちかましまくりの松江さんっ!!
もーーーやばいっ!!
むちゃくちゃかっこえええ!!
この曲は、ギターロックに酔え!!って感じっすね!
シュンちゃんが加わって、一段とドラマティック。
松江さんに負けじと、スネオさんもソロ弾いてまして。
くわーー、いいっすね!いいっすね!!
すごい、ソリッド。
歌い方も、この曲だけは、全体的にわざと上ずらせてるような感じで。


あー、待って、待って。
スネオさん、ご自分で、これをどう歌ったらいいのか、
まだちょっと、消化しきれてません??
どう演じるか、かすかに決めかねている感覚が・・・。
今まで、辛くても、ご自分の中から出てくるものを、さらけ出すことで、
うたうという行為を成立させていたんですもの。
渡辺健二として立つことから、
そのひとつ先、スネオヘアーが描く絵を、歌いあらわすこと。
そのことを、
もしかして、私たち受け手よりも、感覚的につかみ切れていない、のかしら。
逆に、メンバーの方が、
曲にドラマがある分、鳴らしやすいのかしらん。
アレンジの素晴らしい完成度を、嬉々として鳴らしてくれている、
そんな感じがしました。
作曲者、アレンジャーとしてのスネオさんの良さを、
好いて、楽しんでくれている、そんな感覚。
松江さんのギターソロ。やばかったーー・・・・・。


おっと、電話とおんなじこと書いてますね(苦笑)
・・・・やっぱりねえ、まだ、自分も、そういう意味では、
曲として、純粋に楽しむことが、出来てないんだと思います。
すごいんですよ。
本当に。
めっちゃくちゃ、かっこいいんです。目の前で、演奏されてる曲。
松江さんなんかもー、どうしましょうってくらい(苦笑)


あーー。
それでいいのか。そうか。
自分の中の感情や想いを、無理にうたとすりあわせる必要はないんだよね。
そのものを、そのまま、楽しんでしまえばいいのだ。
このうたの主人公に感情移入することはできなけれど、
目の前で語られている物語は、
面白い小説のような、ものすごい筆致・・・・・、
うただから、描くと言った方がいいのか、に、引きずり込まれてしまうような。
・・・不思議な感覚・・・・。
それに逆らわず、立ち止まって考え込まずに、身を任せてしまえばいいんだ。


ごめんなさい。
なんか、感覚、まったく一貫してませんね・・・。
思い出してて、自分でもそう思います。
これ、自分の中で、曲ごとに、切り替えが、
まだ、できてないからなんだと、思います。


そして、一曲一曲で、世界がまったく違うし、
曲としての完成度が高いからこそ、
その個々の物語に、ノせる、こちら側の想いも、変わってきちゃうんです。
だから、
前後のつながりを、考えている暇がないというか、
考えると、繋がらなくなる、というか・・・・。


うわ。
今頃気づいた。
あたし、ちょっと、混乱してる、かも(苦笑)


でもね、
嫌でも、怖くも、まったくないんです。
むしろ、楽しい。



{共犯者}
うわー、うわーーー、うわーーー!!
このSE!!あさちゃんのツリーベル!!
スネオさん、アコギに持ち替えてるしっ!!
来るぞ!!来ちゃうぞ!!
この流れ、ヤバいでしょうっ!!
と、一人バタバタしちゃってた、@客席(苦笑)
こんな歌詞のような経験、まったくないし、
作ってるご本人にも、ここまでのことは、ないのでしょうけれど、
この約5分の間に展開される世界観は、圧倒的。
良い映画や芝居を見ると、息をするのを忘れて、
そこに入り込んでしまうことがよくあるのですが、
うたで、しかもスネオさんの曲で、
同じような感覚を味わったのは、初めてかもしれません。
あたし多分、すごい顔して固まってたと思う(苦笑)


自分自身と歌を対峙させて、そこから何が生まれるか、を感じるのではなく、
うたそのものだけを純粋に、受け取ってしまえばいいのだ。
そしてこのうたは、それだけの強さがある。


うたで物語を語るには、歌い手の演じる表現力が、最大のカギだと思う。
自分の中身をさらけ出すのは、正直簡単。
誰の迷惑も、考えずにやるのなら。
でも、
自分にほとんどないものに、人を巻き込むだけの世界を描くためには、
演じるということに関して、相当のスキルが必要。
今のスネオさんのうたは、それだけの力が、ある。


そして、演奏している、メンバーにも、
同じ思いが宿っていたように、音を聞いて、勝手に思ったのですが。
もうね、曲が始まる前の空気から、違ってたような気がしました。


この共犯者は・・・・すごかったです。
何度か弾き語りで人前で歌ってらっしゃったから、
ご自分の中での物語の描き方がはっきりしてたんでしょうか。
迷いがない。


不思議な感覚でしたねえ。
スネオさんのワンマンライブで、感じたことのない、空気。
スネオさんの曲に対しては、
多分、みんなそうだと思うんですけど、
その曲に込められた思いを、それぞれで感じている、というか、
各々が抱いている想いが立ち上っていて、
曲を大事にしている気持ち、は、同じでも、
見えている先は、それぞれのビジョン、っていう、
心地いい距離感、みたいのが、常にあるんですが、
サフランからの曲たち、
そして、一番引力が強い、この共犯者。
今までの、個を共有する、という感じではなくて、
表現されている、物語の世界観を、皆で共有している、
そんな感じが、しましたねえ。
この、ここにいるすべての人の意識が、ひとつのうねりとなるような感覚。
気持ちの高ぶり。
そうそう、起こるもんじゃない。



激しいながらも少しメロウな松江さんのギター。
痛いくらいに、アコギをかき鳴らすスネオさん。


ラスト、
切ないアルペジオとツリーベルが、
まるで、
添い遂げられなかった二人の魂を、
空へ運んで行ってくれているようだった。


MC
「どう?みんなあったまった??
ありがとう渋谷!!アーックス!!
・・・あったまったんなら、帰っていいよ?


(エレギを置いて、タンバリンを手にしているスネオさん。
チャラチャラ、所在なさげに振ったりしています)


いつも、ギター持ってて、
・・・まあ、あれほとんどアテ振りで弾いてないんですけど。
ちょっとギター下ろしちゃおっかなあって!
スーパー○ライみたいな感じで・・・。
振っちゃっていいですか!お客さんっ!!


(と、振ったり、落としたり、あわてて拾いに行ってみたり・・・。
そのうちとうとう、頭に被ってしまう)


・・・・・・。
今ものすごい、家に帰りたくなりました・・・。


・・・・ありがとうございます!
アルバム「バースデー」聞いてもらってるでしょうか?
(拍手!)
アルバム仕上がってから・・・、
仕上がった直後は自分の中で相当盛り上がってるんですけど、
だんだん時間が経ってくると・・・・変な顔だな、とか、
あの曲は・・・・すごいヤバい、とか思いだしちゃうんですけど・・・。
他のミュージシャンの方も、同じ気持ちなんでしょうかねえ・・・。
まあ、難しいもんがありますけど・・・。
なかなか、長く聞けるアルバムになったんじゃないかな、と思います。
あと5年くらいして、俺が50歳とかになったら・・・・


(ざわつく会場・笑)


なんだよっ!なめんじゃねえよっ!!
(ちょっといい声で)お・と・な・を冷やかすなって・・・・。
あれ?なんの話でしたっけ?レシピの話?
・・・。
・・・・長く聞けるって、いいじゃないですか。
聞き手の記憶にね、刷り込まれていくような、曲を作っていきたいなと。
今日はね、みなさんに聞いてもらって・・・・・。
歌詞とかすげー間違っちゃってるけど!!
音楽ってね、そういことじゃないよね!!
ハートで勝負だよ!!
そうだよね!!


(会場笑いながらも拍手!!)


素敵な曲ができたと思ってるんで、がんばっていきたいと思ってるんですけど。
昔ね、「スネスタイル」ってアルバム出したりしましたけど、
・・・そういうのもね、・・・いじめないでくれよ(苦笑)
他の人の割れたケースと、俺のCDのケース取り換えたりしないでくれ!
・・・・よろしくお願いします(苦笑)
では、
スターマイン、という曲を」


もー、またあ・・・・。
ちゃんとした話の直後に茶化しちゃうから・・・(苦笑)
おもしろしか残らなくなっちゃうんですよっ!
にしてもねえ、いろんな人に言われてると思いますケド、
歌詞ね、間違いすぎです(笑)
あんまり間違い過ぎると、ハートも伝わんなくなりますよ?(苦笑)
・・・ってか、レシピって、なんの話??(笑)



{スターマイン}
自然と手拍子が起こった会場。
タンバリンをたたきながらも、
歌詞や音程をつかもうとするかのように、右手もうたっている、スネオさん。
前回のスカートのツアーの時に、鍵盤弾いていた姿もとても新鮮でしたが、
ギターを持ってないスネオさんって、なんだか、すごく無防備な感じがして、
ドキドキしてしまう(笑)


なんでこんなにさわやかに聞けるのかな?
・・・あー、
季節がめぐって、もうちゃんと、思い出にできてるから、か。
思い出は、美しいままで、記憶に残すことができるからね。
空にきらめいた、光の華のように、
あのときの、キラキラした気持ちだけ、ここに。


お得意のファルセットが、とても伸びやか。
叩きながら、思わず声が上がっていたあさちゃん。
エイキチさんが軽やかに跳ねるように奏でていて。
この曲、ずっとコーラスついてるんですよねえ。
ちょっとノリがゴスペルちっくだなー、と、自分リズム取りながら思った。
なんとなく横ノリだし、手拍子してたし(笑)


後奏で、自分が演奏していないのがてれくさいのか、
ブレイクの時に、あさちゃんやエイキチさんの方を向いて、
なんとなくおもろな感じでフリーズするスネオさん(苦笑)


最後はシュンちゃんの音色に合わせてスキャットしたりしてて。
うふふ。
素敵。


{スカート}
水面で煌めくヒカリのような、あのSEが流れて・・・。
会場の空気が、すっと、ほどよい緊張感を帯びる。
ああ、やっぱりみんな、この曲のこと、大事に思ってくれてるんだね。
って、すでに泣きそうになった瞬間。


「♪なにげなー・・・ちょっ!ちょっと待って!!」


と本人自らがっつり水を刺す(爆笑)
こらああ!!!(笑)会場総ブーイングですよ(笑)
この曲でやったらイカンですよ、スネオさん!
・・・・持ち替えたエレギを鳴らした瞬間、
アンプから曲にそぐわない音が・・・・。


「へいへい、渋谷初日〜〜!!」


(闇雲に盛り上がる客・笑)


「さっき「歪んだ二人」って曲やったときに、
これ(ペダル)踏みっぱなしにしてて、戻すの忘れちゃった・・・。
ワウっていうんですけどー」


と軽くかっちょよく弾いてみたりする。
・・・。
ごまかしたってダメです。
怒るでしかし。(笑)


「・・・駄目だねえ・・・・。
・・・・ハイ、カットっ!!(ぱちんと手を叩いて)こっから本番!!!
(SE流れる)
そうそう、これこれ!(笑)」


トラブルはあったにせよ(苦笑)
ライブのピークを乗り切ったからか、
うたに、無理がない。
素直に、スネオさんの想いがズドン、と響いてくる。


あまりの美しさに、涙がこぼれた。
目に浮かぶ光景が、ヒカリとやさしさに、包まれている。
やわらかな日差しのにおいと、人を、いとおしくおもう、その密やかな熱。
未来に、確かなものは、何もないけれど、
今、この瞬間、ここにお互いが間違いなく存在していて、
そこには、曲げようもない、ココロの共鳴が、空間を震わせている。
それは、見えない未来にも、きっと、振動を与えているのだ。
どこかに、繋がっている。
ああ、
なんて、心地のいい不安定さだろう。
このかすかな、糸のような、か細いつながりが、
こんなにも、心を安らかにしてくれる。
たとえ頼りなげに見えても、
お互いが信じ合って握った手は、こんなにもあたたかい。


シュンちゃんが奏でるピアノの、なんと美しいこと・・・・。


{バースデー}
このうたはねえ・・・・。
今のあたしには、ちょっとつらかったな。
全部を抱きしめてあげられるほど、強くはないし、
傷つけられて、それをなかったことのように、塗りこめて、
そうやっていかないと、仕事していけなくて、
スネオさんのうたや、友達の言葉から、やさしさをもらって、
それを糧に、なんとか保ってて。


でも、
あたしの、流れてばかりいる涙も、少しは人間の暖かさが、あるだろうか。
そらさず、向き合っていれば、
いつか、目の前が開けてくることが、あるだろうか。
そうね、
そう、信じてやんなきゃ。
自分が、自分を信じてやんなきゃ。



曲終わりそのまま、
エンドロールのような雰囲気でセッションしながら、メンバー紹介。


スネオヘアーでした!今日はどうもありがとう!!」




とても感動的な感じで終わったのに、
急に踵を返して、ダッシュで逃げるように下手に去るスネオさん(笑)
追い越されたエイキチさん、びっくり(笑)



EN
メンバー全員、ツアーTシャツに着替えて再登場。
アサちゃんとシュンちゃんは紺。
フロント三人は白の方。
ス、スネオさん・・・改めて言っちゃいますけど・・・・妊娠何ヶ月?(爆笑)


「センキュー!センキュー渋谷!
アンコールありがとうございますっ!
今回のツアーのTシャツでございます!
生地の精度もですね、今まで以上に・・・、
車のワックスがけなど、非常に拭き取りのいいものを使っております!!
後ろ二人が着てるのが紺の方、僕と松江さんが着てるのが白の方ですね。
胸にワンポイントが入って、非常に・・・・
(客席から「エイキチさんもっ!!」)
あっ!
・・・・もー、だってエイキチさん、かっこいいんだもんっ!細いしさあ!
(エイキチさん苦笑)
俺なんか、どこにいきたいの?って言われちゃうもんなっ!!
(エイキチさん、否定的に相の手・笑)


アンコール、特に用意してないのに、ありがとうっ!!
この後、大阪とか、年明けてね、北海道とかあるけど・・・・、
・・・・毎回ここでいいやっ!!
もう、とおくに行きたくないっ!!!
・・・よしっ、しゃべることは全部しゃべった!!
・・・えー、まだ先になりますが、2月15日、
CCLemonホールで、ファイナルやりますので、ぜひ、お越しください!
あの、入口でまってますから!!
あと、
NHKの番組たまに出させてもらってるんですけど、
そこで、写真家の平間さんの企画で、
CDのジャケットを作るっていうのをやりまして、
そこで撮ってもらった写真を、外に飾ってますので・・・
早いもの勝ちで、持って帰ってもらって・・・・。
・・・・こんなこというと、ホントに怒られるんで・・・・。
来年は・・・・もっとね・・・・体重を増やしていく方向で。


(会場、ブーイングまじりで・笑)


おいッ!!うるさいっ!
本当にCCLemonホールで待ってるからなあ!!!


今日は本当にどうもありがとう!!」


入口って・・・野音みたく?(笑)
そんなにね、演出凝らなくて大丈夫ですからねー(笑)


{ピント}
「ラストはこのナンバー!
バースデーっていうね、アルバムでね、
フィジカルっていうか、ちょっとおしゃれなね、
知的なことやってみたかったんだよっ!!
・・・・でも、
やっぱり最後はこのナンバーで!
AXっ!!いくぞおお!!


ギター弾きながら跳ねてるスネオさん。
・・・体重そうですっ(苦笑)


いやあ、正直、もう今更モッシュも起きんだろう、と、タカをくくっていたのですが、
・・・甘かったね(笑)
みんな暴れてーんですなあ・・・。
まあ、あたしは慣れっこですけど、そういう感じで来てない方も、随分増えましたし、
ご本人もおっしゃってましたが、今回のアルバム、そういう感じじゃなかったし、
ちょっとどうかな?って気もしなくもなく。
でもスネオさん、前に出て煽ったり、ギター投げそうな勢いでつっこんできたり、
楽しそうになさってたんで・・・まあ、いっか(笑)
暴れるの、寧ろ嫌いじゃないしね(苦笑)
わーーい♪(笑)


♪絶対なんてないんだよ!渋谷ああ!!!♪と絶叫!!
きゃーー!かっこいいい!!!
そして、
♪挙動不審不純〜♪のところ、
「前髪がまっすぐで悪いか」みたいな感じで、歌詞替えて歌ってて(苦笑)
急に何を思いついてるんだか・・・。
メンバー、弾きながら爆笑。


シュンちゃんがポンポン楽しそうに飛び跳ねてますっ!!


{セイコウトウテイ}
ちゅうか、
客の湧き加減がすごくて(笑)
前にいたんで、後ろがどうなってたのかわかりませんけど、
とりあえず、あたしのまわりはエライことになってました(笑)


で、
自分も飛び跳ねながら、
改めて・・・・いいうただなーなんて噛みしめてみたりして(苦笑)


最近ほら、疾走感のある曲はあるけれど、
熱量の高い曲って、あんまりないもんだから(笑)
改めて聞くと、新鮮だったりする。
や、いっつも音源では聞いてるんですけども。


めまぐるしく変わる、周りの状況と、
掴みきれないほど、次々湧き上がる、自分の感情。
振り落とされないように、必死でいたら、
いつのまにか、君がいない。
でも、君も走り続けていると信じているから。
いつか、どこかで。
本当は、到底無理なこどだと、わかっているけれど。


あー、いいうただなあ。


演奏慣れしてるメンバー。
もううれしいほどに、がっつんがっつんキまくりですっ!!



「どうもありがとう!!スネオヘアーでしたっ!!」


またしても、ギターを置いた瞬間にダッシュで逃げ去るスネオさん(笑)
メンバーもつられてみんな走って退場(笑)
・・・・やり逃げ??(爆笑)



EN
客電つかない・・・・。
お、ひょっとするか??


と、
申し訳なさそうに、背中を丸めて再登場(笑)
きゃーー!!やったーーー!!!


「(ものすごいか細い声で)ほんとうにどうもありがとう・・・・。
・・・・(改めてきちんと)ありがとうございますっ!!
もうこの際だから、渋谷やって、新宿やって、品川、みたいな・・・。
まあ、冗談ですけど(苦笑)


今日は、バースデーっていうアルバムが出て、
どういうリアクションが返ってくるのかな・・・って思いながら、
初日やってたんですけど・・・・、
結構大事に聞いてくれてるんだなって思って・・・・よかったです。
・・・あの、フリスビーとかにして(CDを)投げなくて。
・・・スネオのはよく飛ぶなあ、みたいなね。
じゃあ、
最後に一曲だけやって・・・・家に帰ります。
みなさんも、気をつけて・・・・。
なんでこうなるのか、わかんないんですけど、
外はすごい土砂降りで・・・(降ってません・笑)
そのうちね、雪へと変わるだろうと思いますけど・・・。
・・・・。
もう余計なことは言わないでね、曲で、おしゃべりして、帰ります。


本当に、今日はどうもありがとう!」


このMC聞いててね、
あ、って思ったことが。
久しぶりのワンマン、しかも初日ということで、
始終緊張感が和らぐことがなかったスネオさんですが、
以前はまったく見ることができなかった客席の様子を、
今日はずいぶん、見渡してたな、と。
自分の中の、伝えようとする気持ちに、正直になってくださってるんだな、
そして、
あたしらの思いも、受けとめてくださってんだなって。
すごく、うれしかった。


雨も、雪もね、降ってないし。
嘘はいけません、嘘は(笑)



{The end of despair}
前奏始まった瞬間に・・・、
ごめん、涙とまんなくて。


この歌。
歌ってくださって、すごく、うれしかった。
いつか、いつか絶望は終わるんだ。
今のあたしには、とても、とても響いた。
いまだからこそ、うたってくださったことが、とても特別に、しみこんできて。
・・・・・・。
もーね、
スネオさん、歌詞全然覚えてなくて、
足下に張ってあった歌詞カード、ガン見してても、
そのうち開き直って、カード持って見ながらモニターに座ってうたってても(苦笑)
いいんですっ!(泣笑)


まんざらツアーの時も、会場によっては歌わなかった時もありましたし、
松江さんも、まだいなかったしなあ・・・。
アレンジは音源どおりだったと思う。
照明、キレイだったなー。


手拍子が巻き起こって、みんな一緒にうたってて。
涙止まんなかったけど、泣き笑いの顔のまんまで、
あたしも、一緒に歌った。
うん、うん。
がんばります。
いつか、思い出と変わるまで。
ありがとう、スネオさん。


「どうもありがとう!!スネオヘアーでした!」


何度もおじぎをして、手を振りながら・・・。



はー。
以上、初日AX。


なんか・・・・すいません(苦笑)
おんなじようなことばっかり書いてますねえ。
しかも、自分の気持ち、全然定まってないし・・・・。
読みづらくて申し訳ないんですが、とにかく、感じたこと全部書きました。
体裁も重複表現も無視っす(笑)


演奏面でも、スネオさんの気持ち的にも、
・・・あたしの方でも(苦笑)
まだまだとっちらかってるところはありましたが(苦笑)
とてもいいうた、聞けたと思います。


スネオさんの場合、緊張って、あんまりいい方に転がらないんですが(苦笑)
緊張すると、素直に自分を出せなかったりするじゃないですか。
今のスネオさんは、緊張感はありつつも、
うたへの気持ちは、まっすぐにあらわすことができる。
それに、
今回のアルバムの曲に関しては、ちょっとご自分との距離がある所為か、
いい意味で、自分の感情に左右されなくても、
うたを描くことだけに集中すればいいから、
その緊張の膜が、そんなに気にはならない。


あたしがよく「開いてる」って表現するは、
うたいてのこころのこと。
こころに膜や壁があると、
声が出てても、うまく歌えてても「閉じてる」って感じる。
今のスネオさんは、緊張して、おもいっきりうたえてなくても、
こころには膜がかかってない。
そう、
あの、スネオさんが、あんな緊張状態の中、
最初っから、開いてたんです。


なんかもう、それだけで、うれしくって、
きっといいライブになるんじゃないかって、思ったんです。


でも、正直、不安もかなりあって。
今までのスネオさんのライブでの自分の居方って、
スネオさんの想いと、自分の抱えてる想いとを、
曲を介してすり合わせていくような感覚だったんですよね。
さらに、そこで生まれたものから、己を立ち返ることを余儀なくされる。
そんなだから、結構キツイことの方が多かったり(苦笑)
けれど、
今回のアルバムの曲たちって、
そうすることを良しとしない、というか、
想いを増幅させる共鳴板としての役割を担っている曲じゃないものが多いので、
おのずと、ライブでのスタンスも変わらなきゃいけないと、
アルバム聞いてて、それは、わかってたつもりなんですけどねえ。
・・・どうしても、構えてしまって(苦笑)


そして、
実際、生で向き合ってみて。
思っていた以上に、スネオさんの紡ぐ曲たちは、
・・・・こういう言い方、正しいのかどうかわかりませんが、
とても完成度が高いんだな、と、改めて思い知らされたような気がします。
こんな重たい構え方してたあたしですら(苦笑)
気づけば、うたが描く物語の中に、すっと、引き込まれていて。
スネオさんのうたを、大切にするのは間違っちゃいないけれど、
うたが持つ可能性を・・・スネオさんの表現の幅を、
こちらの思い込みだけで、遮ってはいけないし、
もっと自由に、それを楽しむことが、自分にも、できるんだということ。
まだね、お互い、ちょっとぎこちないところも、ありましたけれど(苦笑)
うたに、自分を任せてしまっていいんだと、
その音に包まれて、違和感なく、うなずけた。


今日は、初日ってこともありましたし、
うたで演じるってことに、スネオさんが馴染んでくれば、
もっと違う感覚になるかもしれませんね。
こちらとしても、
曲に対する気持ちの持っていきかたが、なんとなくわかりましたし。
ツアー一回りして、渋公に帰ってきたとき、
どんなうねりが生まれ、どんな景色が見えるのか、とても楽しみです。


久し振りに、じっくり聞かせていただいて、思ったのは、
スネオさんは、
いい意味で、変われない方で、
尚且つ、まだまだたくさんの可能性を内包している方だってこと。
そして、きっとね、もっと素敵になっていく人だと。
・・・・多分、一筋縄ではいかない形でね(苦笑)
本当にこの方の、うたに対する取り組み方は、驚くほど純粋。
うたでは嘘は、つけない方だから、信用できるんです。
なのに、性格がややこやしいので(笑)
そこがいいんですけど。



心から、ついてきてよかったと思います。
私も負けず劣らず、性格がややこやしいし、
この面倒さは、治すことができませんが(苦笑)
これからもよろしくお願いします(笑)


次は札幌。
さあて、
どんなうたの表情が見られるかなあ。
こちらもまっさらな気持ちで、うたに向き合いたいと思います。